国立がん研究センターは、2012~2015年にがんと診断された人の「5年生存率」を発表しました。5年生存率とは、がんと診断されてから5年後に生存している割合のことです。
がん種ごとの生存率は大きく差がある
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高いがん:
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低いがん:
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患者数が多いがん:
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小児がん:全体で82.3%
膵臓がんは早期発見が非常に難しく、依然として生存率が低いことがわかります。一方で、前立腺がんや甲状腺がんなどは90%以上と高く、早期発見や治療の進歩が成果をあげています。
過去と比べて改善したがんもあれば低下したがんも
1993~1996年に診断された人と比較すると、多くのがんで5年生存率が向上しています。
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男性の前立腺がんは34.9ポイントも上昇
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悪性リンパ腫や多発性骨髄腫なども大幅に改善
一方で、ぼうこうがん(男女とも)や女性の子宮頸部がんはわずかに低下しています。原因はまだはっきりしていないため、今後の調査が必要とされています。
健康診断は治療ではありません
健康診断は、がんや病気を早期に見つけるための重要な手段ですが、治療ではありません。異常が見つかった場合は、必ず医療機関で専門的な診断と治療を受けることが必要です。
まとめ
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がんの種類によって5年生存率は大きく異なる
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早期発見が難しい膵臓がんは依然として10%前後と低い
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多くのがんで生存率は向上しているが、一部のがんは低下傾向
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健康診断で異常が見つかっても、治療は医療機関で行うこと
皆さん、健康に十分気を付けて、遊びも仕事も元気に頑張りましょう!