愛知県によりますと、12月16日から22日までの1週間で、県内のインフルエンザ患者の定点医療機関当たりの報告数は56.79でした。
基準となる30を上回ったことを受け、県はインフルエンザ警報を発令しました。
土木業・建設業の現場では、屋外作業が中心とはいえ、休憩所・事務所・移動車両などの「密」になりやすい環境も多く、集団で働くため一人の感染が現場全体に広がりやすい特徴があります。
そこで今回は、インフルエンザ流行期に特に意識すべき対策をまとめました。
1. 現場での感染予防—基本だけど効果あり
● 手洗い・うがいの徹底
外から戻ったとき、作業前後、食事前に手を洗うだけで、感染リスクは大きく低減します。
● 現場事務所・休憩所の換気
休憩所は人が密集しやすく、ウイルスが広がりやすい環境です。
こまめな換気に加え、加湿器などで適度な湿度(50〜60%)を保つと予防に効果的です。
● マスクの着用
咳やくしゃみがある従業員にはマスクの着用を徹底。
現場に予備マスクを常備しておくと安心です。
2. 体調不良の早期申告・休養ルールを整える
● 無理に出勤させない
「現場は休みにくい」「多少の熱なら出る」という風潮は、集団感染のもと。
症状が出た従業員は早めに医療機関を受診してもらい、無理せず休ませる仕組みが重要です。
● 水分補給を促す
屋外作業では乾燥しやすく、脱水は免疫低下の原因にも。
こまめに水分を取るよう現場全体で声掛けを。
3. 車両・工具・休憩スペースの消毒
共有のハンドル・工具・テーブルなどは、ウイルスが付着しやすい部分です。
毎日の清掃・消毒を習慣化し、特に休憩所のテーブル・ドアノブなどは重点的に拭き取りましょう。
4. 小児・未成年の従業員がいる企業の注意点
インフルエンザ感染時には、小児・未成年で異常行動(突然走り出す、飛び出しなど)が起こる可能性があります。
家庭内での安全確保(ベランダや窓の施錠など)を周知し、従業員の家庭での安全にも配慮しましょう。
まとめ:流行シーズンは企業としての備えが重要
インフルエンザは風邪より症状が重く、現場の稼働にも大きな影響を与える感染症です。
流行入りした今こそ、企業・現場単位での対策強化が求められます。
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手洗い・換気・マスクなど基本対策の徹底
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体調不良者の早期把握と休養
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現場の衛生管理の見直し
これらを現場全員で共有し、インフルエンザによる大きなトラブルを未然に防ぎましょう。