【お知らせ】期限切れの健康保険証、来年3月末まで使用可能に

来月1日をもって従来の健康保険証はすべて有効期限が切れ、医療機関を受診する際には「マイナ保険証」または「資格確認書」の提示が必要となります。しかし、2024年10月時点でのマイナ保険証の利用率は 37.14% と依然として低い状況にあります。

こうした状況を踏まえ、厚生労働省は12日、医療機関などに向けて 2025年3月末までの特例措置 を周知しました。

これは、保険資格が確認できる場合に限り、有効期限が切れた健康保険証でも全額自己負担を求めないという内容で、来月2日以降も期限切れの保険証を持参する患者が一定数想定されることから、移行期の混乱を避けるために設けられたものです。

厚労省としては、あくまで マイナ保険証または資格確認書の持参が基本としつつ、特例期間中は柔軟な対応を認めています。これにより、制度移行が本格化する中でも、利用者・医療機関双方の負担軽減が期待されます。

引き続き、適切な対応のご準備をお願いいたします